結婚相談所のタイプを見極めよう!

「結婚したい」という願望は同じでも、「何か人に相談するのなんて恥ずかしいし、合わない人お薦めされても嫌だし、自分一人で頑張りたいな」という人もいれば「自分ではどうしても足が重くて、後手後手になってしまう。誰かにガイドしてもらいたい」という人もいます。
多種多様なニーズがあれば、それだけ提供側も多種多様になるのは当然です。
なので、結婚相談所のタイプをきちんと把握しましょう。


タイプ別結婚相談所

①しっかり手厚くサポート「マンツーマン型結婚相談所」タイプ
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代表例:パートナーエージェント
料金の特徴としては「入会金が高く、月額料は普通で、成婚報酬が発生する」の3点。
どんな企業でも一番コストがかかるのは人件費。
その人件費を「相談相手」として使うのですから、当然料金はちょっとお高めになってしまいますよね。
結婚にまつわる相談ですから、1分2分で終わるようなものではないのです。

その代わり、「1年以内に結婚したい」という時間的な制約、
「家族の事情でこういう人が良い」など条件的な制約がある人でも、
二人三脚で確認しながらしっかりとした婚活を進めていけるでしょう。

比較的料金が高めであることと、「きちんと相談をして、後悔しない婚活を!」と思っている人が多いため、
結婚に対して真剣な30代、40代が多く集まりやすいのも特徴の1つです。

②人に知られず婚活出来る「バランス型結婚相談所」タイプ
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代表例:オーネット ツヴァイ
ネット検索などでの「データマッチング」や、まずはメールからやり取りを開始出来る気軽さ、
1対1で会うと緊張するという方のための多人数参加パーティーなどの企画の豊富さが売り。
ちょっと内向的な性格な方や、「今すぐ!年内に!結婚!」というほどは急いでいない方でも気軽に利用できるのがポイント。
ただし月額料も決してお安いものではないので、
自分の中で期間を決めて真摯に婚活する気がないのでは勿体ないでしょう。
①と③の中間ぐらいの立ち位置なので、バランスよく、使い勝手は◎。
出会いの幅を広く持っておきたい、まずはパーティーなどに参加して、婚活の流れを掴みたいという人にはオススメ。

③インターネットメイン結婚相談所
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代表例:ブライダルネット
正確に言えば結婚相談所というより、「婚活サイト」という名称の方が近いかもしれません。
特徴は「入会金無料のところがほとんど」「月額料も2000円前後と格安のところが多い」という点ですね。
あくまでインターネット上で、結婚したい願望が強い男女を募り、
相互が出会うよう検索システムや連絡ツールなどを用意するというところが多いです。

しかし「婚活サイト」とは言っているものの実態はほぼただの「出会い系サイト」と同レベルのところも多く、
利用にあたっては、利用者自身の確認と警戒がある程度必要になってきます。
ネットリテラシーが最低限必要ということもあって、比較的若い年代が集まっているところも多いです。

また、ネット上で会員登録して、自分でプロフィール作成するので、
年収や家族構成、婚姻歴などを詐称し放題というところも多いです。
「身元保証」「年収確認」などを行っているかどうか、またその方法は最低限確認しましょう。


結婚相談所と出会い系サイトの違い

上記の③でも軽く触れましたが、「結婚相談所」や「婚活サイト」のように見せかけた「出会い系サイト」というのが存在します。
ただ何となく恋人が欲しいと思っている人より、結婚したいと思っている人の方が、
「婚活はお金かかる」という前提を備えている分、お金を払ってくれやすいと見られています。
嫌な言い方すれば、悪徳業者から見れば「いいカモ」として狙われてしまいます。
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そんなことにならないために、結婚相談所と出会い系サイトの分かりやすい違いを紹介します。
<1>料金がポイント制度
クレジットカードやWEBマネー等で「ポイント」を買い、そのポイントで、お相手にメールを送ったり、
プロフィールを見ることが出来る。
こんなシステムを採用しているところは出会い系サイトです。
いつ摘発されるか分からない商売だからこそ「即金」で支払ってもらえるシステムを採用しているわけですね。
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<2>10代の女性が散見される。
絶対いないとは言いませんが、婚活サイト等で10代女性がいる割合は、500人に1人レベルだと思って良いでしょう。
1000人に1人ぐらいかもしれません。
なので適当に検索画面をスクロールしただけで2~3人以上いた場合は、出会い系サイトです。
もしくは業者やサクラのバイトを雇うような悪質なサイトである可能性も多々です。

<3>身元保証・年収確認などのサービスを行っていない。
ネットメインの婚活サイトでさえ、いや、だからこそ「怪しい業者ではありませんし、怪しい会員は寄せ付けません!」というアピールをするものです。
お互いの素性が分からない状態から徐々に知っていけるという気軽さが売りではありますが、
「素性が分からない」というのは諸刃の剣で、危さも伴っています。
それを少しでも軽減させないと「婚活」をしに来るユーザーを掴むことはできませんね。
なので「身元保証・確認」というアピールをしていないかどうかは判断ポイントになります。